洞爺湖マラソン2019その2完結
洞爺湖マラソンはいつも過酷。
続き行きましょう。前回は半分、過酷になる前。
ここからリンゴのへたのような部分に向かいます。
ここがしばらく登りでじわじわと足がやられ、そのあとは下りで足がやられるのである。
1回目の挑戦時は歩いた。
2回目の挑戦時は走れたけどそのあと沈没した。
成長しているように見えるが今回はどうだろう・・・か・・・・。
20~30km
走るだけなら大丈夫。ペースも問題ない。少し落ちるくらいで普通に乗り切れる。
見づらいがはるか先まで坂が見えるのがわかるだろうか。
そのあと少し下って、
折り返す。
ここからは下り基調で、リンゴのへたを脱出。
直後。脚に来ました。
28~29km 9’57
暗雲がたちこみ始めた。脚がだるい。
30~40km
なんとマラソン史上初めて、
30kmのエイドで立ち止まって大休憩
エイドの後ろから後続のランナーを恨めしそうに眺めつつマッサージをする。時間時にして5分ストップ。
ここまで消耗を実感したことはない。
毎年のことながらここからが地獄であります。
あの向こうの陸地あたりがゴールです。
基本的にずっと見えており・・・全然近づいてくれないんですよ。
とても長く感じる10km
ようやく近づいてきたけどもまだまだ果てしない。
あのはるか遠くに見える建物群のところがゴールである。
本当にこの区間が嫌いです。ゴールがずっと見え続けている。
まるで蜃気楼である。
このころは歩きを織り交ぜ、イタイイタイ言いながら走る。
思ったんだけど・・・
このイタイイタイが甘えなのではなかろうか。
本当は大したことないのに脳が危険信号を発してリミッターをかけているのではないか。
ならば強じんな精神力で何とかなる!
・・・
・・・
そんな精神力があったら苦労しません!
やっとの思いで40km走った。
40km~ゴール
ここまでくればもう怖いものはない。
のこり2kmとなるとどんなボロボロでもなんとかなってしまうのである。
やっぱり精神的な問題なんじゃ・・・
ゴール付近は観客も多く、力が湧きあがります。
一気に駆け抜けてゴール!
ヨシ!
フルマラソン記録市場、ケツから二番目の記録!
4時間43分でした。ダメダメ。
まあね・・・ここ一ヶ月で走ったの・・・・40kmくらいだもんね。
走った距離は嘘をつかないと。
このままだとサロマ湖100kmが危険なので6月は少しラン多めにしようと固く誓うのであった。
洞爺湖マラソン、今年から完走者にメダルがもらえるようになったみたいです。
その代わりフィニッシャータオルがなくなりました。
ちょっとおしゃれ。
そしてマラソン参加者には温泉無料券が付いてます。
今回は万世閣レイクサイドテラス。
8階から洞爺湖を眺めながら入る風呂は格別でありますが。
今日の洞爺湖は恨めしい。
おしまい。