ちぶおチャレンジオホーツク1300編~その8~

もうその8だって。
なかなかの長編になるのでカテゴリー分けました。

 

こちらから。

 

さてさて、最大の山場。
ハイランド小清水に向かっての12kmの山。

平均勾配は5%くらい。
普段なら1時間くらいでつくであろう・・・万字のような感じだろうか。

目算では明るいうちにつくだろうと計算したものの

 

まるでダメ。

全然登れない。

荷物が重いのか

疲れているのか

両方か

 

ゆっくり並走してくれるmidoにもついていけない。
時速にして8km/hくらいだろうか、さらに下回っているだろうか。

それでも止まらずに進む。

midoはとうとう見えなくなってしまった。

あと半分切ったところで、日が暮れた。

 

どんどん暗くなる山の中。うそでしょ・・・でも全然進まない。

止まらないことだけ念頭において何とか進む。
ようやく分岐に来たと思ったら、そのあとのハイランド小清水にのぼるつづら折りは相当きつかった。

19時20分到着・・・・
これでは真っ暗だがまだうっすらと屈斜路湖は見える。

この時点でもうかなり予定より差し込んでいるぞ。

この時点でのこり100kmちょいか。

 

湧水をくむ。

そしてここでとうとうmidoとお別れ、ソロに戻り長い下りを経て弟子屈へ向かう。

下りの間にシカが5匹横切った。
とても危険である。一匹慌ててずっこけてたし。

205km

弟子屈だ。

この先鶴居まで補給がないのでがっつりと補給する。

時間は21時を回っていた。ハイランド小清水から30kmほど。
で、1時間半かかっている。

この時間だ、鶴居についても補給は期待できないのでここでしっかりと買い込み食べる。

そしてこれから闇夜の行進となるであろうとのことで一応少し寝る。

こうなった…

21時40分再出発。

 

そして直後に・・・・

パンクじゃい!
明るいところなのでまだよかった。

結局リスタートしたのは22時20分。

残り70km

1時か・・・2時か・・・・そんな時間につければ最高ってとこか・・・・

 

気温も下がってきたし、霧も濃くなってきた。
水滴が体に浮かび上がる。

これから暖かくなる要素はないのでもう一枚着込む。
着こむと言ってもレインウェアしかない。

しかし着込むだけでだいぶ違うし体が冷えると余計進まない。

 

後でわかったことだがおそらくここでアイウェア落とした。

 

あーーーーーーツライ。
なんでこんなつらい思いをして夜中にこんな道を・・・・

思考回路が鈍っていたが

今日のコースはこれ。

藻琴山だけに目が行きがちだが・・・・

 

後半のアップダウンは地味にえぐい。

そして本当にアップダウンえぐい。

暗いのでわからない。

濃霧。

ガサゴソ聞こえたり

なぞの鳴き声が聞こえたり

そんななか座り込んで補給食貪ったり。

延々と続くアップダウンに僕の心は完全に折れかけていたのであった。

 

弟子屈~鶴居の40kmがここまできついとは・・・・

聞いてはいたが実際に走るととんでもなくキツイ。

 

弟子屈に宿泊すればよかった・・・と思っても後の祭り。

 

 

つづく・・・

 

  • ちぶお
  • 1974年生まれのおっさん。
    180cm76kg(のときもある)
    自転車歴2018年5月から
    2019年ブルベでSR取得
    マラソンは2014年から始めてフルマラソンはすべて完走。
    ウルトラマラソンは91kmでDNF

    大食いは2kgまでなら美味しくいただけます。

    まだまだやれます。やってみせようホトトギス。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です