十勝岳に挑む・・・その1
誰かが言った。
長い坂を登りたいと。
誰かが言った。
カミヒル登ってみたいと。
火曜日(ど平日)はピナすけボスとオデコさんの休み。
夏休みや振り替え休日を使えそうな人間が急遽集まり、十勝岳に挑むこととなった。
カミヒル
かみふらのヒルクライム大会の略。
北海道屈指の難コースをヒルクライムするのであるが・・・・なんぼのもんじゃい!
時は少しさかのぼりますよ。
9月8日(火曜日)
三笠の道の駅でオデコさんを回収し上富良野へ。
オデコさんはこの恐怖のコースを知らない。
道中説明するとみるみる顔が青ざめていった。
「今年ロード3回しか乗ってないっすよ!やべーっす!」
聞こえないことにする。
バラバラに出発したメンバーも無事に全員到着である。
スタートして間もなく登り始めるよ。
あれよあれよと間延びしていく集団。
かみふらの十勝岳HC 13.13km 7%
どんどん急になっていき最後は15%くらいまでなるって前情報だけは知ってる。
下りが一切ないとの情報も得ており、平均勾配7%のやばさがうかがえる。
さていったいどんなもんじゃろか。
序盤はまだ5%くらいをだらだらと登っている。まだ生きていける。
5km位こんなのが続く。
すこしずつ離されていくワシ。
大したことなさそうなのになんかすごい辛いぞと思った時は8%になっていた。
回りの景色が錯覚をおこし、緩斜面に見える。かなりツライ。
ここでピナすけさんが結構な勢いで登っていった。ダイエット効果は抜群のようだ。
俺は?俺は?痩せたのに何も楽になってない。
しばらくキャベツさんと登り方のレクチャーを受けながら登る。
少し楽になったような気がする。
しかしこの後さらに斜度は増していく。
キャベツさんはこの辺で少しずつ落ちて行った。
オデコさんの姿はない。
ハンサムさん、ゆかりんさん、MAYAさんは姿すらもはやわからん。
もう分岐を過ぎたあたりからヤバイ。2ケタ斜度がずっと続く。その先さらに斜度が上がっていき14%が続く。
そのやばいのが2kmほど続いてゴール。
やばかった!!!やばかったああああああああああああああああ!!
のぼった。もう今年はもういいな。
誰だ長い坂上りたいって言ったやつ。
途方に暮れた。
強烈に補給した。どんだけ飲んでも足りない。
てっぺんには宿泊施設もあり、自動販売機もあるので安心さ。
やばかったのは俺だけではない。
俺だけではない。
ゆかりんさんとMAYAさんまでもが足をついたらしい。
それでも足つきなしの僕より早い。
いやーここはツライ。
まじでつらい
あつさ もあい ま って とても つら い
この先は破れており読めない・・・
つづくよ
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