積丹一周走行記～ウニと風と当丸峠～

７月２９日

件の旭川４００の翌週。我々は古平の地へ降り立った。

積丹半島はウニが旬である。この時期のウニはふんわり甘くて口の中でとろけるそれはもう美味で美味で・・・

ウニ食べるだけでもいいんだけどさ。
乗るよ。乗るさ。

再びＨＵさんを連れて。

ハンサムさんと現地集合。今回はこの３人。

海辺をまったり走って・・・

まずはウニの値段を・・・・・

ん？

んんんんんん？

んんんんんんんんんんんんんんんん？？？

バフンウニ丼１６０００円とな？

さすがにこれはキツイ！！紫ウニですら・・・７５００円とは恐れ入りました。

こりゃ今年は食えないかな。

まあ海岸線にはまだまだウニの店はあるよ。それが積丹半島。

って・・・ここから山道にはいってさ・・・・

やたら上るじゃん・・・

アップダウンも相まってしんどいじゃん・・・

やっとついた第二ポイント。ここのウニは４０００円くらいだった。

当然食う。

少し並んでいたが、隣の店はもっと並んでいた。

そんなに待つことなく

きゃああああああああああああああああああああああああああ

ウニイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

うまい！うまい！うまい！

やはり積丹はウニ。ウニこそがもうウニ。

満足した。とろける甘みと磯の香。

こんなうまいものが世の中にあっていいのだろうか。いや、いい。

さて積丹半島のてっぺん付近だ。風がめちゃ強い。

天気は良いぞ。

いわゆる積丹ブルーである。

そのまま神威岬へ。

これまた風強すぎて進まないの。

登りも相まってトテモキツイ。
ＴＭレボリューションが出来そうなくらい風が強い。

青いソフトクリームを食って退散である。

さっきまで晴れてたのに・・・

とにかく爆風である。

不穏だ。不穏。
風が強すぎて１０ｋｍ／ｈしか出ませぬ。

海岸線を走って神恵内方面に向かう。

途中で猛烈に眠気が来たので海辺で小休止。
ハンサムさんは元気だ。

そして神恵内の道の駅

オスコイ・かもえない

流木で作られた犬。

まえは人間の形のものもあったのだがなくなっていた。
余りにもシュールだったからなのか。

活ホタテ売ってるぞ。安いぞ。

しかし持ち運ぶのは無理だし、これから当丸峠が待ち構えている。

神恵内村には美味しいお寿司屋さん、勝栄鮨もあるぞ。

当丸抜けるにあたっての最後の補給ポイント。

一応補給するＨＵさん。

さあ当丸峠です。

１２ｋｍ、７８８ｍアップ。平均勾配は４．６％で上に行くにつれてきつくなっていく。

僕は二人にいいました。

当丸、インナー禁止ね！！

もちろん冗談のつもりさ。半ば反笑いで言ったものだ。

しかしこの二人

アウターのまま登っていくし・・・・

どんどんきっつくなっていくワタクシ・・・

途中工事で片側交互通行のところ・・・簡易信号ですし。
ここで二人には先に行かれてしまい・・・ワタクシが残ってしまった。

信号が長い！！

・・・・一人だ。

魔が差したんだよ。

ウィー・・・（何か電動の音）

カチャン・・・（何かが落ちた音）

・・・・

い、いい景色だな。
いや、写真撮る振りの休憩なんだけど。

ばれてて待たれてたんだよね。

そのあともヒイヒイ言いながらインナーで登って

あの二人は本当にアウター縛りで・・・

つらい

この後はご褒美ダウンヒル。

ゴールまでずっと下り基調。

最高の道だなここは。

当丸峠もいい道なんだけどいかんせん自分のフィジカルに問題がある。

海辺から山からウニから全部詰まったいいコースだよ！
是非みんなも走ってみてほしい！

こんかいはここまで！したっけ！