ニセコクラシック2025~140km走行レポ後半戦
前半はいい感じで(もちろん自分比)でこなせたので、後半もrice_field(米さん)と協調していきます。
ウィリアムス親子とはその前の平坦で、我々が千切れた。
パノラマ込みで20kmほど登っていく、長い登り苦手なワタクシには鬼門その1
気をつけることは踏みすぎず、周りに乱されないこと。
幸い周りには静岡から来てるっぽい重量級の方くらいしかいなかった。抜きつ抜かれつ。
あとオレンジ基調のジャージの三人の重量級外国人。三連星と呼ぼう。
周りには重量級しか見えず、前から落ちてくる人も重量のありそうな人たち。
米さんは軽そうなので、ワタクシのペースは余裕だろう。
もしあれだったらおいて行ってもいいですよと伝えるも、今回は最後まで一緒に走る作戦だと付き合ってくれた。
実際何度か遅れたものの待ってくれてた。ありがたい・・・
雪秩父の補給所でようやくボトルを捨てることに成功。ちょっと背中が楽になったぜ。
とにかく上げ下げしないで200w付近の一定ペースを守ることに徹したら自己ベストだった。
そして、パノラマてっぺん付近でもう会うこともないと思っていた再びウィリアムス親子と合流した。
これは僥倖・・・!!
この先の下りで再びダディと協調である。ナイスタイミング。
いいペースで下れて何人かパスすることもできた。下りは米さんを引いていくスタイルで持ちつ持たれつ行く。
まあそれも・・・・下りきるまでである・・・・
最後のワイスの登りの前に2つ丘があり、そこも地味に効くし、周りに人もいるので何かと踏みがちなのだが踏まないようにしているとまたちぎれてしまった。
そのままワイスへ。120km地点。
ここは踏まないようにと思っていても自分の体重を引き上げるためには一定のパワーが必要となり・・・踏まなくてはならないので誠にキツイ!
ぼやきながらなんとか突破したらもうあとは15kmくらい。ゴールのようなものである。
花園を下り右折したところで米さんがいなくなってた。
結構遠くに見えたので、ゆっくり追いつくのを待ってみる。
こない。
あれ・・・・?トラブルか??
進みながら後ろを確認するも見えてこない。
しかたない、ラスト数キロ、行くか・・・
この時はもう一人ぼっち。
ちょっとアップダウンがあるのでダンシングで乗り切ろうと立ち上がった瞬間
左足のすべてが攣って曲がらなくなった。
やべえ、転んでしまう!
ぐぬぬぬぬぬぬぬぬっと涙目になりながら足を曲げた。何とかなった・・・
あとはだましだましゴールまで。
やった・・・・完走できた・・・・・
5時間19分にて完走!!
2分ほど後に米さんもゴール!
チェーンが落ちたらしい。
二人とも嬉しさのあまり健闘を称えあう。
そしてワタクシの1分ほど前にゴールしたウィリアムス親子とも健闘を称えあう。
言葉はよくわからないが、気持ちは通じる。
素晴らしいスポーツである。
やったぜ。
ゴール会場では三連星にもあったのでお互い認識できてたようで健闘を称えあって握手した。
年代別は42位/51人
ちぶおさん完走あやしい事前情報があったもんだから結構いろんな人が称えてくれたよ。
ほら、やれるよみんな。
まずは完走目指してやってみようよ。
これが完走した漢50歳の背中である。
おわりに
大きくて長いロードレースはマラソンの大会に似たようなものがあると思う。
完走目標で頑張るところから始めてみようぜ。
と偉そうなことを言えるのも完走できたからであって・・・
始まる前とか試走の時とかは無理なんじゃないかって・・・さんざんグダグダ言ってたよな・・・
まあ何にせよ完走できてよかった!
大幅にタイムも速かったし。
ありがとうございました!
上位にほど遠いライダーの勇気になれば幸いである。
ではまた来年。
・・・は無かったんだっけ。